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☆輸入材(北米材)/ブナ科 | (広葉樹林) | |||||||||
分布・産地 北米大陸の東部の比較的高さが低い地域に生育している。アパラチア山脈の南部地域で、2,000m位の所まで、さらに フロリダ州の北部にも生育している。ときには、ほとんど純林を形作ることがある。 木材 日本産のブナの木材とよく似ていて、区別はし難い、心材と辺材の色の差はほとんどなく、前者は赤褐色を帯び、辺材 は淡褐色、重硬で、気乾比重は0.72、肌目は精、均一である。乾燥は早くできるが、狂い、表面割れ、木口割れ等が 出やすく、また、変色が出やすいので、取扱いに注意が必要である。腐りやすいから、湿気のあるところでの利用には 不適である。加工はかなり容易だが、鋸を噛んだり、孔あけの際に焦げたりすることがある。釘をよく保持するが割れ やすい、旋作性、接着性などはよい、蒸し曲げが容易に出来る。 用途 一番使われる用途は家具。木工品、器具柄、ベニヤ、チーズボードなど広い範囲の用途がある。 |
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