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☆輸入材(北米材)/ヒノキ科 | (針葉樹林) | |||||||||
分布・産地 北米大陸のアラスカ州南東部からオレゴン州にわたって分布。上述の属の名をみるとわかるように、ヒノキの同類 であり、ヒバはThujopsis属であるから、ヒバとは違った類に属する。匂いおよび色が日本のヒバによく似た木材と いうことから名付けられたものである。ときどき、柱材に”アラスカ檜”という名が書かれているものがあるがこれ はベイヒバの米国での名前の日本語訳ではない。米国産のスプルース類に日本でつけたものである。 木材 心材の色は鮮やかな黄色で、特徴的である。辺材は黄白色で、同属のヒノキやベイヒとははっきりと違っている。 ベイヒバ が表面に出るようにな部材に使われる例は少ないが、これは多分上述の強烈な匂いと材色が黄色であることによる。 匂い(ヒバ様の)は強い。肌目は精。木理は通直である。気乾比重は0.51。加工はしやすい。耐朽性が高いことが 特徴といえる。 用途 建築(耐朽性が高い点を利用して、見えない処に使われることが多い:土台など)、ボート、細工、家具などがある。 用途がほぼ同じということで、市場では日本のヒバ類との競合がある。 |
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