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☆輸入材(北洋材)/マツ科 | (針葉樹林) | |||||||||||
分布・産地 日本の本州中部の亜高山地帯にも分布しているが、市場で取扱われているものは、ソ連産のベニマツである。 中国東北部、朝鮮、シベリアなどに分布、このマツの種は大きく、食用になる。ベニマツは軟松類に入る。 硬松類に比較すると、木材は軽軟で、加工しやすく、日本市場では北洋の針葉樹材の中でも最も評価をうけて いる。 木材 心材の色は淡黄赤色ないし淡紅色で、辺材は淡黄白色。一般に年輪の幅は狭い。肌目は精、気乾比重は0.34〜 0.41(平均値)〜0.51、軽軟な木材である。耐久性は中庸で、加工しやすく、割りやすく、乾燥が容易である。 この類の木材は寸度の安定性があるため、古くから木型用材として使われる木材の代表的なものの一つである。 軸方向細胞間道(樹脂道)があり、そこから滲み出る”やに”で材面が汚くなっていることが普通である。大径 の丸太は心腐れで中央が空洞になっていることが多い。 用途 鋳物用の木型、建具、建築、彫刻、器具などが知られている。 |
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