|
|||||||||||
☆輸入材(南洋材)/ウルシ科 | (広葉樹林) | ||||||||||
分布・産地 熱帯アジアからニューギニア地域にかけて分布しており、産地では名前までニューギニアウォルナットと名付け られたりしているが、クルミ科のブラックウォルナットとは何の関係もなく、ややブラックウォルナットに似た ような縞があることだけである。 木材 心材は生育環境による影響と考えられているが、かなり変動しており、黄褐色、赤褐色、灰色、黄灰色で、灰黒色 ないし黒あるいは緑黒色の不規則な縞をもっている。この縞の出方は、同じ産地えあっても丸太によって違う。 木材はやや軽軟で、中庸の硬さをもち、気乾比重は0.31〜0.61。木理は交錯しており、肌目は粗、加工はしやす くはないが、仕上がり面は非常によい。 用途 材面の美しさを活かし、スライドベニヤにし、化粧合板につわれていることが多い。家具、キャビネット、壁パネ ルなどに用いられ、比較的縞をもつ木材の少ない熱帯アジアあるいはニューギニア産材のなかでは特徴的な木材で ある。 |
|||||||||||
back | |||||||||||