イペ
ラパチョ
ベブヤ
Tabebuia serratifoliaを含むTabebuia spp.
☆輸入材(中・南米材)/ノウゼンカズラ科 (広葉樹林)
分布・産地 約20種が知られているが、チリーを除くほとんどの熱帯アメリカに分布。

木材    心材と辺材の境ははっきりしている。前者はやや緑色を帯びた褐色、後者は黄色を帯びた灰色、この類の特徴は、道管
      の中にラパコールと呼ばれる黄色の物質(アルカリ溶液で色が赤色に変わる)が充填されていることで、これによって
      ほかから簡単に区別できる。肌目は精、木理は交錯する。気乾比重は0.91〜1.20、非常に重硬である。加工はやや
      難しい。病虫害に対する抵抗性は高い。

用途    非常に高い強度、耐久性が必要な橋、埠頭、ドック、床板、車体など、さらにろくろ細工、ステッキ、弓、釣竿も知られ
      ている。
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