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☆輸入材(南洋材)/ノボタン科 | (広葉樹林) | |||||||||||
分布・産地 ボルネオのサラワクおよびそれに続く西部カリマンタンの泥炭湿地林にのみ生育する非フタバガキ科の 代表的な市場材の一つである。かつてメランチやラワンの輸入が大量になった頃から目立つようになった。 木材 心材と辺材の色の差は少なく、淡橙褐色ないし淡桃褐色などである。板目面に虫の孔のように見えるのは、 材内師部という特殊な組織が細かいひものように放射方向にむかってつながり、その組織が乾燥すると 収縮してなったもので、木材がもともともっている性質である。木材を表面に出して使う場合は濃色に 塗装して使っている。ジョンコンを家具の枠組として用いる理由の一つとして、虫の害を受け難いことある。 肌目はやや精。木理は一般に通直である。気乾比重は0.44〜0.54。加工はし易く、仕上がりはよい。 保存性は低い。 用途 家具が最も多く、枠組材として用いられている。東南アジアでは濃色に仕上げ、細工物あるいは彫刻など にする。 |
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