ラブラ
カランパヤン
カアトアンバンカル
Anthocephalus chinensis
☆輸入材(南洋材)/アカネ科 (広葉樹林)
分布・産地 インド、インドシナ、マラヤ、スマトラ、ボルネオ、フィリピン、ジャワ、セレベス、チモール、ニューギニア、
      ソロモンなどにわたり広く分布。成長が早いので、熱帯の多くの地域で造林される。

木材    心材と辺材の色の差ははっきりしていない。木材の色は淡黄白色で、長時間経過すると褐色を帯びる。肌目は粗。
      木理はやや交錯することがある。気乾比重は0.35〜0.53、軽軟である。切削などの加工は容易。保存性は低く、
      早く乾燥しないと変色菌の害を受け色が汚くなる。色が薄く、軽軟であることを利用できる用途に使われる。

用途    上述したような性質からマッチの軸木、茶箱、合板、種々の芯材などに使われる。また、成長が早いため、早く
      大量に収穫    出来ることを期待してパルプを目標にして造林が行われている。
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