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☆国産材/カバノキ科 | (広葉樹林) | |||||||||
分布・産地 北海道から本州中部、また南千里に分布。カンバ類にはこの他、ミズメ、(前出)ダケカンバ(B.ermanii)などが ある。後者は北海道、本州北、中部、四国、朝鮮、ソ連沿沿岸州、カムチャッカなどに分布。このカンバ類をとくに 用材として用いる場合、業界ではサクラ(カバザクラあるいはミズメザクラ)と呼ぶことが多いが、サクラ類とは 関係がないことに注意すべきである。 木材 心材と辺材の境界は明らかで、前者は淡紅褐色で後者は黄白色。気乾比重は0.50〜0.67(平均値)〜0.78。この木材 が均質であり、重硬で耐摩耗性があり平らな面をいつまでも保持出来るという用件を満たすため、体育館の床などに幅 広く用いられる。マカンバの保存性は中庸で、加工性は中庸である。よい仕上げ面が得られる。 用途 家具あるいは建築の内装用としては高級材料である。器具、床板、合板、靴の木型などに用いられる。 |
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