メリナ
ヤマネ
イエマネ

Gmelina arborea
☆輸入材(南洋材)/クマツズラ科 (広葉樹林)
分布・産地 この属に10〜13種が含まれており熱帯アジアから大平洋地域いかけて広く分布している。成長が早く、とくに
      伐採跡地などで目立つ。このことを利用して造林樹種の一つになっている。

木材    心材と辺材の色の差はほとんどない。心材の色は黄白色〜淡黄褐色で、辺材はさらに淡色。青変菌の害を受けて
      汚い色になることが多いので、迅速に乾燥する必要がある。気乾比重は0.30〜0.65。軽軟な南洋材の代表的な
      ものの一つである。肌目はやや粗。木理は通直であったり、やや交錯したりしている。保存性は大変低い。
      切削などの加工は容易で、仕上がりがよい。

用途    色が淡色であること、軽軟であることなどが必要な用途に好まれて使われている。マッチの軸木、板、旋作、造作
      などに使われ、靴のかかと、合板にも使われる。割箸の材料にもなる。
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