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☆南洋材/アカテツ科 | (広葉樹林) | |||||||||||
分布・産地 属としては、台湾、東南アジア一帯、さらにニューギニア、ソロモン群島にわたって広く分布。ニヤトー と呼ばれる木材は、多数の樹種からのもので、木材の組織はよく似ているが、材質的にはかなり幅の広い ものを含んでいる。ニューギニア産のものには、ペンシルシーダーという名がつけられているが、もちろん 針葉樹林ではない。 木材 心材は桃褐色ないし赤褐色で、樹種によってかなり違いがある。肌目はやや精、木理は交錯する。このこと が日本産の広葉樹材の代替材として好まれる理由の一つである。気乾比重は0.47〜0.89にも及び、かなり 軽軟なものから重硬なものまである。耐久性はかなり低いものからかなり高いものまである。 用途 フタバガキ科の木材のようには大量に得られないことと、木材の性質がマカンバなどに似ていることから、 家具、内装、キャビネット、建築に用いられる。しかし、気乾比重の低いものは心材の色が淡く、軽軟すぎる ので、家具用材としてはあまり好まれていない。 |
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