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☆輸入材(北米材)/カバノキ科 | (広葉樹林) | |||||||||
分布・産地 北米大陸西海岸沿いにアラスカ南部からカリフォルニア北部にわたって分布。8種類の同属のなかで、木材として 利用出来るのでは1種である。日本での同類のものとして、ヤマハンノキなどを含めたハンノキ類がある。木材は ほとんど目に触れなくなっているのに反し、最近になって、米国から輸入されるようになっている。米国の西海岸 の地域から製材の形で日本へ輸出されている。 木材 心材は淡黄色ないし赤褐色で、とくに目立つほど濃くなく、辺材との差もほとんどない。肌目は均一で、木理は一般 に通直である。気乾比重の平均値0.45。やや軽軟で、加工はしやすので芯材に用いるためには適している。塗装は しやすく。接着も良く出来る。輸入されているものを見ると、小幅で長さも限られた板が多くなってきている。 北米西海岸地域には、あまり広葉樹の蓄積が多くないので、西海岸からの代表的なものの一つである。 用途 米国では家具、サッシュ、ドア、細工物などに用いられているが、日本では家具や建具などの芯材として用いられて いる。 |
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