サペリ
Entandrophragma cylindricum
☆輸入材(アフリカ材)/センダン科
分布・産地 コートジュボアールからカメルーン、さらに東へむかってザイールを経てウガンダに分布。

木材    心材の色は桃色、赤色、赤褐色で、いわゆるマホガニー色である。柾目面をみると、間隔の狭い規則的な縞があり、
      美しい模様を作っている。サペリを装飾的な用途に用いる理由と考えられる。肌目はかなり精、木理は交錯する。
      気乾比重は0.64、やや重硬で、やや耐久性がある。加工は手工具でも機械でもかなり容易であるが、交錯木理が
      著しい。鉋んがけや成型にはやや問題がある。釘打ちやねじ着はよく出来、接着性はよい。仕上がり面は美しい。

用途    日本で一般に使われるのは、スライスドベニヤとして、家具・キャビネット用で化粧合板、店鋪の内装、造船、壁
      パネル、
      床板、指物などにもされる。
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