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☆輸入材(北米材)/マツ科 | (針葉樹林) | |||||||||
分布・産地 パプアニューギニア、オーストラリア、ニューカレドニア、ニューヘブリデスなど、アジアの熱帯地域より東の 地域に見られ、1属1種である。パプアニューギニアに産する市場材のなかでは、色が黒色を帯びている木材は 黒檀の類を除くと、このブラックビーンが唯一のものである。美しいがパプアニューギニアの例をとると、蓄積 が少なく、市場材とはなりにくい。 木材 心材と辺材の色の差ははっきりとしている。前者は濃黒褐色、チョコレート色などで、細い淡色の線が多数認め られる。このため東南アジア産のタガヤサンによく似た外観をもっている。心材の色は均一ではなく、濃淡による 縞がある。辺材は淡黄褐色、肌目はやや粗、木理は通直ないし交錯する。気乾比重は0.57〜0.81でやや重硬である。 用途 材面の装飾的な価値を利用した用途に用いられる。彫刻、キャビネット、指物、パネル、象眼、ろうろ細工、銃床 等が知られている。スライスドベニヤにもなる。 |
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